購入物

とある魔術の禁書目録SS

洗濯機に感動した。
なんといじらしいやつよ。

内容のほうは…これ、14巻じゃね?
これをSSっていうならむしろ5巻のことをSSってよぶべきじゃね?
サイドストーリーとかショートストーリー系の話じゃない。
ばりばりの本編かつ今後の立ち位置の地盤固めですよ。
あとがきによるとわざと魔術サイド、科学サイドともに深く立ち入った用語がないとのこと。
確かに今回そういう意味では本編にまったく関連してないけれど。でもどうみても本編ですこれ。
前回の一方通行の密度の濃さもだいぶ緩和され、かみじょーがいつもどーりです。
しかしまたもや一方通行サイドで隠し玉が……まさかあいつが帰ってくるとは。
そしてライバルチームが結成されるとは。
ん…あれ?
ライバルっていうには一人……おーい、背中刺す人ー。
ともあれ、かみじょーチームの主戦力との対比であると考えるとおのずと作者の思う上条勢力メインがみえてくるとおもいます。
できればかみじょーにも戦力バランス的に闇坂あたりがくるといいんですが。個人的にあの人好きなんで。
今回の敵役はある意味で非常に残念。
相対する相手が違えばそれぞれ別の結末を迎えられただろうに。
しっかし相変わらず学園都市はうごめいてるな。ほんと黒いわー。

余談。
今回のライバルチームの対比が主人公チームであると考えると幻想殺し超電磁砲、最強証明、テレポーターが上条チーム主戦力ってことになると思う。
魔術と科学の境目にいて対魔術特化で拳で語る接近戦のかみじょー。
仲間の中では科学側の最高レベルの知識量を誇り、長射程超威力の攻撃能力をもつ単体能力者、御坂。
魔術側とのつながりになり、いざ何かあれば上条を見捨てるだろう炎の魔術師ステイル。
空間を自在に移動し、パーティーの移動の要でありながら防御無視特性の攻撃も可能な白井。
うーん、バランスとれてるなぁ。