昨日の続き

昨日の話題の続き。
やっぱり隠しておきますね。
前述したとおり、ヲタク、特に男性のヲタクがどうして閉鎖主義に陥るのか。そしてなぜそれを閉鎖主義というのかについて。
そこには独占欲が関わってくるといいました。
少しずつ話していきたいと思います。時間が許す限りはっ(また通勤時間がピンチなやつ)
そもそも、独占欲というのは人間誰しも持ってます。
そりゃ世界征服は浪漫ですし、財閥によって政府を傀儡としたいし、好きな人は自分ひとりのためだけに笑顔をまいてほしい。
まぁ、それについては別に問題ないです。ええ、今いったとおり、あくまで「〜したい」なら。
それを可能にするのが妄想であり想像であり、いわゆる鬼畜陵辱系エロゲーであり、あるいは純愛一直線なわけです。
ここ、重要だと思いますが「本人だけでそれを行っている」なら、誰も止めないと思います。
ただし、問題が出てくる。
これが進むと、自分が一人だけなのではないかという空虚な感覚に陥ります。正常です。
独占を本人だけで行っているんだから、それはまるで他の人に相手にされてないように思うに決まってます。いや、現実的にはそうなんです。
で、ここで心理的危機を感じる(あるいはそれ以前)と、仲間を探し始めます。
同じ趣味をわかちあえる仲間がいれば一人ぼっちではなくなりますから。
特に現代ではインターネットというそれはもう多種多様な趣味の場所があります、やった一人になることは殆どないぞ。
では、仲間を見つけてどうなるかといいますと
 ──閉じこもります。
ここが、男性と女性で特に異なる場面だと思います。
男性の場合、まず間違いなくその同じ趣味を持たない人とだと会話がとれなくなっていきます。これは相手が異性だろうか同性だろうが恐らく関係ないですけれど会話ができなくなっていきます。
皆さんも経験があるでしょうけれど、秘密基地を作るのはおそらく少年が多いと思われます。あの秘密基地、というのも男性特有の「独占」現象でしょう。
この感覚がぶり返してきます。
 独り占めにしたい、仲間がいる、なら他の人には秘密にしよう。けれど、それを話してみたい。でも話して通じない人にはそれ以上はなしたくない。
 とりあえず本論ではヲタクとオタクの違いはここかなと思います。
 気持ちの制御がつかないわけではなく、ある一点に突き詰まることでその気持ち以外のほかをないがしろにしてしまうのではないかと。
 ともあれ、この感覚が閉鎖主義を作ります。考えてみればこんな主義ないんですが、まぁ造語で一つ。
ただ、この閉鎖主義もメリットはあります。
 ・数人の仲間たちと協力、あるいは語り合うことで新しい想像と考察が可能になる
理系チームができあがればそれはもう心強いことだと思いますね。
文系チームができあがればなんか文壇の遙かなる高みとか極めようとしてくれそうな気がする。
絵だったらCLAMPとかが近いんじゃないかと思われます。あ、確証ないですので参考にはしないでください。

 独占欲と閉鎖主義を語ったところで時間は限界。
 次回は改めてエロゲとの関係に戻りたいと思います。独占欲と男女の性ってところでしょーか?
それではは